歯科用レーザーって?
足立区・西新井の歯医者・ヒロ歯科クリニック院長です。
今日は歯科用レーザーについてです。歯科用レーザーは、皮膚科のレーザーのように歯科治療に必ず必要なものではありません。日本の歯科医院での導入率は約30%と言われています。実際は、複数の種類を持っている歯科医院もあるのでそれ以下です。 では、なぜヒロ歯科クリニックではレーザーを導入しているのでしょうか?それは、ヒロ歯科クリニックの診療方針でもある「患者さんの立場にたった診療体制を整える」「最新の治療を提供する」ということから導入しています。
それでは、どのような場合にレーザーを使用するのでしょうか?基本的にレーザーの一番良いところは、傷などの治癒促進作用です。たとえば、抜歯(歯を抜く)した後の傷口にレーザーを照射するのとしないのでは、術後の痛みや腫れがぐんと少なくなります。レーザー治療の内容については後日説明します。
歯科用レーザーといっても色々な種類があります。ヒロ歯科クリニックで使用している炭酸ガス(CO2)レーザー・Nd:YAGレーザー・Er:YAGレーザー・半導体レーザーなどです。それでは炭酸ガスレーザーの特長について説明します。
炭酸ガス(CO2)レーザーの特長としては非常に安全であるということです。CO2レーザーは組織中の70%以上を占める水分に90%以上吸収されるため、基本的に生体の深いところに達することはありません。また、レーザー照射による温度上昇もわずかしかありません。ヒーローものの特技のようにレーザーというと非常に強力な光線というイメージがありますが、そのようなものではありません。生体にとって非常に優しい治療それがレーザー治療なのです。